猫のマロンが語る「天才の石」フローライト
僕の名前はマロン。
KAMUITOの新入社員で、このブログを担当しています。
今日は『フローライト』についてお話しするね。

宝石フローライト
美しいから、サファイヤやルビー、エメラルドの代用品としてされていた時代があったほどなんだよ。
フローライトはカラーバリエーションが豊富だから、「世界で最もカラフルなジェムストーン」って言われてる。
グリーンやイエロー、ブルー、パープルなど色の種類がいっぱいあるだけでなく、カラーチェンジや、バイカラー、ミックスカラーなどと一つの石にいろんな色が混じってるのもあるんだ。
パワーストーン・レアな原石と結晶
名前の由来
そんなフローライトの語源は、ラテン語の「流れる」を意味する「fluere」からきているんだって。
フローライトには金属を溶かしやすくする性質があるから、昔は金属の精錬に使われていたこともあったらしい。金属が溶けて流れることから「fluere」が語源になったんだって。
日本名は「蛍石」。

加熱すると発光するという性質があって、飛び散るような光が、飛び交う蛍の光のように見えるっていうことから「蛍石」ってなったっていう説と、紫外線を当てると蛍光色に発色するから、っていう説もある。
光って(lightライト)金属が溶けて流れる石ってことで『フローライト』になったのかな?!
ハハハ、そんなことないよね。
「fluere」にこれまたラテン語の接尾語 ite(アイト=「石」の意味)がくっついたんだけど、最後が「re」で終わってるから、繋がってライトになっているんだよ。
宝石に限らず化石や隕石にも『ite』の接尾語は使われる。
化石でよく知られているアンモナイトとかも、Ammon に-ite をくっつけて、 ammoniteっていう造語にしたんだって。
フローライト効果
フローライトは「天才の石」って呼ばれることもある。
発想力や記憶力、集中力を高めるんだって。
自由な発想やアイデアが思いつくようになるから、クリエイティブ系のお仕事をしている人や研究をしている人が持っているといいかもね。

脳の疲労回復にも効果があるって言ってる人もいるよ。
強いヒーリング効果があるからなのかな。
心を癒してポジティブな気持ちにさせてくれるんだって。
お手入れの仕方
フローライトの硬度は4と結構低くて、へき開性(特定方向へ割れやすい)という性質があるから、定期的に柔らかい布で拭き取ってあげればいい。
紫外線や水にも強くないので、変色することがあるから直射日光や水につけたりするのは避けてね。
綺麗にしてあげた後は、ジュエリーボックスなどに入れてあげるといいかも。
ってことで、今回はこれまで。

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